2014年4月27日(日)大館樹海ドームにて行われましたPRIDE JAPAN 第1回全国草野球選手権 全国大会の結果です。 (試合名をクリックするとジャンプします。)
第1試合 ≪1回戦≫ SAPPORO Lives(北海道) × 青森フェニックスBBC(青森県)
第2試合 ≪1回戦≫ ビーチボーイズ(宮城県) × シューティングスターズ(長野県)
第3試合 ≪準決勝≫ 石黒建設工業(秋田県) × 青森フェニックスBBC(青森県)
第4試合 ≪準決勝≫ FELLOW(愛知県) × ビーチボーイズ(宮城県)
第5試合 ≪決勝戦≫ 石黒建設工業(秋田県) × ビーチボーイズ(宮城県)
2014年4月27日(日) 秋田県は大館樹海ドームにて、第1回目の開催となる「全国草野球選手権」全国大会が行われ、予選を勝ち上がった代表全6チームが参加した。
大館樹海ドームは、秋田杉をふんだんに使用して建設された珍しい木造ドーム球場で、木造建築として国内最大を誇る。1997年の完成以降、イースタン・リーグの試合など野球はもちろん、全天候型のドームの特性を活かし、有名歌手のコンサートにもたびたび使用される、東北地区では名だたる施設である。
この栄えある球場を舞台として、午前8時30分から1回戦を行い、決勝戦まで全5試合を一日で行うトーナメント方式で、草野球日本一を目指したチームがしのぎを削った。
第1試合の開幕戦では、全国大会開催を記念し、「プライドジャパン甲子園大会2014」GMである砂原元氏が始球式を行い、ゲームが始まった!
第1試合 SAPPORO Lives(北海道) × 青森フェニックスBBC(青森県)
◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
開幕ゲームとなった第1試合。
青森フェニックスBBCが2-1と1点をリードして迎えた6回表、札幌ライブズが執念で同点に追いつくと、試合は延長戦特別ルール(一死満塁からスタート)に突入!
先攻札幌ライブズの攻撃を無得点に抑えた青森フェニックスBBCは、その裏、内野ゴロの間に1点を奪い、サヨナラで勝利をもぎ取った!
◇◆◇◆◇ Interview ◇◆◇◆◇
青森フェニックスBBC 種子監督
(今日の試合について)「ひとつのミスが失点に繋がってしまったので、ミスのないような試合をしていきたいと思う。」
(次の試合に向けて)「うちのチームは楽しく野球をやることがモットーなので、次も楽しんで野球ができればと思います。」
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第2試合 ビーチボーイズ(宮城県) × シューティングスターズ(長野県)
◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
0-0で迎えた3回表、ビーチボーイズは一死満塁のまたとない場面で、バッターボックスに3番・浅野。左中間に走者一掃となるタイムリーツーベースを放ち、3点を先制する。
その後も得点を重ね、ビーチボーイズ6点リードで最終回を迎える。このまま終わるわけにはいかないシューティングスターズは、代打の大谷がスリーベースを放ち反撃体制に入ると、相手ミス、タイムリーで2点を返す!
意地を見せるも、反撃はここまで。ビーチボーイズが6-2で試合を制した。
◇◆◇◆◇ Interview ◇◆◇◆◇
ビーチボーイズ 伏谷監督
(勝敗を分けたポイントは?)「3回のチャンスに、浅野選手にフリーで打たせたことが結果的に良かったと思います。」
(次の試合に向けて)「どこが相手でも強いところばかりなので、自分達の野球をしっかりとやっていきたいと思います。」
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第3試合 石黒建設工業(秋田県) × 青森フェニックスBBC(青森県)
◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
石黒建設工業は、2回・3回に1点ずつ着実に得点を上げると4回にはさらに2点を追加し、4-0と序盤で試合の主導権を握ったかに見えた。
ところが、終盤に入ると徐々に流れは青森フェニックスBBCへ。6回に2点を返し、1点差に詰め寄ると、最終回にも1点を返し、なおもチャンスが続く。
土壇場で粘りを見せたものの、ここであと一本が出ず、試合終了。優勝候補の石黒建設工業、辛くも逃げ切り、決勝戦へと駒を進めた!
◇◆◇◆◇ Interview ◇◆◇◆◇
石黒建設工業 石黒監督
(今日の試合について)「試合終盤の相手の粘りが非常に素晴らしく、厳しい試合でしたが、何とか勝てて良かったです。」
(次の試合に向けて)「大高投手が先発予定なので、この舞台で一皮剥けてくれればと思います。」
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第4試合 FELLOW(愛知県) × ビーチボーイズ(宮城県)
◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
強豪同士の一戦は、序盤から激しく試合が動く。
FELLOWは初回、相手ミスと有野のタイムリーなどで2点を先制する。
追う展開となったビーチボーイズだが、2回裏に2点を返し同点に追いつくと、4回には満塁のチャンスに千葉剛がレフトスタンドへ突き刺さる満塁HRを放つなど6点を追加し、8-2と逆に大きくリードを広げる。
投げては、2回からリリーフ登板に上がった飯村が見事な投球で得点を与えず、ビーチボーイズが決勝戦進出を決めた。
※大館樹海ドーム通算第189号となるHRを放った千葉剛選手の記録は、記念として、樹海ドーム内コンコースに永久に飾られることになりました。おめでとうございます!
◇◆◇◆◇ Interview ◇◆◇◆◇
ビーチボーイズ 伏谷監督
(この試合のヒーローは?)「HRを打った千葉剛選手と、2番バッターの細川選手です。」
(スタメンを決めたのは?)「私ではなく、チームに2人いるキャプテンが全て決めました。」
(決勝戦に向けて一言)「相手は強いですが、(過去大会の)リベンジをしたいと思います。」
ビーチボーイズ 千葉剛選手
(記念すべきHR)「打った瞬間の感触は完璧でした。」
(決勝戦に向けて一言)「絶対に勝って、日本一になります!!」
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第5試合 石黒建設工業(秋田県) × ビーチボーイズ(宮城県)
◇◆◇◆◇ Game Report ◇◆◇◆◇
東北勢同士の対戦カードとなった決勝戦。過去に他大会でも対戦経験のある両チームだけに、熱い火花が飛び散る!
2回までは静かな立ち上がりで共に無得点。動いたのは3回。石黒建設工業は3塁にランナーを置くと、タタキをきっちり決め1点を先制する。
先制されたビーチボーイズは、その裏、準決勝でHRを放った千葉剛のタイムリーツーベースで、すかさず同点に追いつく。そのまま勢いに乗り、4回に1点を勝ち越すと、5回にはまたしても千葉剛の華麗なタタキで1点を追加、さらに6回には葛西のランニングHRで、ダメ押しとなる4点目を上げる!
投げては、1回戦に続き先発を任された谷津が、強打の石黒建設工業打線を1失点に抑える好投を見せ、見事ビーチボーイズが第1回全国草野球選手権の王者に輝いた!!
◇◆◇◆◇ Interview ◇◆◇◆◇
伏谷監督
(優勝のお気持ち)「ここまで来られたのは本当に選手のおかげ、僕は何もしていません。素晴らしい選手たちに恵まれて、幸せです。」
(次回への意気込み)「連覇を目指し日々の練習に励みます。」
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表 彰 式
◇◆◇◆◇ Interview ◇◆◇◆◇
MVP 千葉剛選手
(今のお気持ちは?)「まさか、と思いました。最高です!」
(HRを狙っていましたか?)「運良く打順が回ってきたので、決めてやろうと思い打ちました。」
(どんな選手に?)「頼れる兄貴みたいになりたいです。」
(シーズンの目標は?)「3割30本HRを狙います!!」
敢闘賞 谷津翔太投手
(今のお気持ちは?)「率直に嬉しいです。」
(個人賞を狙っていましたか?)「1回戦の完投の後、決勝の登板を発表されてから、1イニングごとに思っていました。」
(今後の目標は?)「負けない投手になりたいです。」
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